今年6月、EUの衣類輸入は3か月間の著実な回復(fù)の後、再び大幅な減少となった。輸入量は前年同月比9.9％減、輸入額はユーロベースで13.2％減、ドルベースで14.1％減となった。それに先立つ3月から5月にかけて、EUの衣類輸入は2桁の成長を維持していた。

データによると、今年上半期におけるEUの衣類輸入量は前年同期比8.1％減、輸入額はユーロベースで2.6％減、ドルベースで2.9％減となった。5年前と比べると、EUの衣類輸入量は25％減少し、輸入額はユーロとドルでそれぞれ4％減、32％減となった。

今年6月、ユーロ建てのEU衣類輸入?yún)g価は前年比3.7%下落、ドル建てでは前年比4.6%下落したが、減少幅は月ごとに縮小している。上半期のEU衣類輸入?yún)g価は、ユーロ建てとドル建てでそれぞれ前年比9.9%および10.2%の下落となった。

各國からの輸入について、6月のEUによる中國からの衣類輸入量は前年同月比17.8%減、ユーロ建ての輸入額は同19%減少し、そのうち中國産衣類の単価は1.9%下落した。これに対し、他の供給源からの衣類単価は5%下落した。同月、EUによるバングラデシュからの衣類輸入量は前年同月比2.4%減、ユーロ建ての輸入額は同6%減少したが、4月から5月の期間はそれぞれ40.7%増、29.5%増となっていた。

現(xiàn)在、EUにおける衣料品輸入の頭打ち下落が一時的な変動なのか、それともトレンドの転換なのかはまだ明確ではなく、さらなるデータの観察と分析が必要である。